株式会社カナイは、木造住宅をはじめとする建築金物を製造・販売しております。

   
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アンカーボルトの性能について


アンカーボルトとは

木造住宅用アンカーボルトは基礎と土台、基礎と柱を緊結するとても重要な金物です。アンカーボルトは公益財団法人 日本住宅・木材技術センターのZマーク表示金物(Cマーク表示金物)以外にも各金物メーカーからオリジナルのアンカーボルトが販売されています。
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アンカーボルトの種類

主な規格は基礎と土台を緊結するM12用アンカーボルトと、基礎と柱をホールダウン金物を介して緊結するM16用アンカーボルトの2種類があります。カナイオリジナルのアンカーボルトはZマーク表示金物(Cマーク表示金物)と比べて埋め込む長さが短くても所定の耐力を発揮するものや、埋め込む際の向きを気にすることなく施工ができるといった特長があります。
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アンカーボルトの性能

基礎コンクリートはアンカーボルトの位置決め後、打設されます。コンクリートは水和が終了するまでの数時間はpH14の強アルカリ性であり、亜鉛や亜鉛を主体とする金属の防錆被膜は強アルカリと反応し消耗します。水和が終了したコンクリート内部はpH10の弱アルカリ雰囲気でアンカーボルトを腐食から守りますが、境界面は風雨にさらされることになります。亜鉛が消耗した境界面は養生中に赤錆が発生する可能性があります。

カナイのアンカーボルトには境界面腐食に対して高い耐食性を示すオリジナルの防錆処理「デュラルコート」を施した製品があります。デュラルコートは製造工程において、環境規制物資である六価クロムを使用しない環境に優しい製品です。

また、アンカーボルトの性能は第三者機関において試験や認証を取得し明確にしています。次項にアンカーボルト各製品の耐力を明確にしましたので、製品選定にお役立てください。

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オリジナルアンカーボルト

・No.1~7:許容引張耐力及び埋め込み長さは「各種合成構造設計指針・同解説(2010/11)」(一般社団法人 日本建築学会)に基づいて算出。
・No.8~13:短期付着応力度による。

No. 耐力算出方法 製品名 耐力 埋め込み長さ
1 各種合成構造設計指針・同解説  笠形アンカーボルトM12 19.8 kN 250 mm以上
2  軸太・笠形アンカーボルトM12 19.8 kN 250 mm以上
3  ヘッドアンカーボルトM12 × 350 19.8 kN 215 mm以上
4  DR/フィストアンカーボルトM12 × 350 19.8 kN 215 mm以上
5  ナックルアンカーボルトM12 30.0 kN 250 mm以上
6  フィストアンカーボルトM16 36.8 kN 280 mm以上
7  高耐力50フィストアンカーボルトM16 50.0 kN 360 mm以上
8 短期付着応力度  レフォメーションアンカーボルトM12 11.7 kN 250 mm以上
9  メモリ―アンカーボルトM12 11.2 kN 240 mm以上
10  笠形クランクアンカーボルトM12 11.7 kN 250 mm以上
11  レフォメーションクランクアンカーボルトM12 11.7 kN 250 mm以上
12  笠形アンカーボルトM16 25.3 kN 360 mm以上
13  笠形クランクアンカーボルトM16 25.3 kN 360 mm以上

※埋め込み長さは推奨値となります。

Zマーク表示金物(Cマーク表示金物)アンカーボルト

・耐力表(旧)
 アンカーボルトのコンクリートの短期付着耐力表

記号 円周の長さ 定着長さ 短期付着応力度 短期付着耐力
M12 10.7mm × 3.14 250 mm 1.4 N/mm2 11.7 kN
M16 16mm × 3.14 360 mm  25.3 kN
※短期付着応力度は、建築基準法施行令第91条の規定による。
 定着長さには、フックを含んでいない。

・耐力表(新)
 アンカーボルトの短期引張許容耐力表
記号 円周の長さ 定着長さ 短期付着応力度 短期付着耐力
M12 10.7mm × 3.14 232 mm 2.16 N/mm2 16.8 kN
M16 16mm × 3.14 312 mm  33.8 kN
※短期付着応力度の算出方法は、国土交通省告示第1024号第1第十五号の規定による。
 なお、コンクリートの設計基準強度は、18 N/mm2 としている。
※アンカーボルトM12は有効径六角ボルト(JIS B 1180 附属書JA:2014)が主流であることから、胴部径は 10.7 mm である。
※耐力表(新)は、「軸組工法用接合金物規格(HW-金物002(1)-2020)」(公益財団法人 日本住宅・木材技術センター)による。

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