株式会社カナイは、木造住宅をはじめとする建築金物を製造・販売しております。

※座金のめり込み耐力の算出方法は、国土交通省告示第1024号第１の１のイの規定によるとともに、座面積の算出方法は、公益財団法人日本住宅・木材技術センター発行「木造軸組工法住宅の許容応力度設計（2017年版）」による。

・座金の耐力を発揮するため、土台および横架材のボルト孔はφ24以下で加工することを推奨いたします。
・木材の樹種によっては座掘りがしにくい場合があります。また、座金の木材との設置する面積が大きいことや板厚が厚いことから面内に入るまでに電動工具とハイブリッドカプラーM16に負担がかかり故障及び破損の原因となります。従いまして、予め座掘り錐による座掘りを行って頂き、座金を締め付けていただく事を推奨しております。
・ナット部分のねじ掛かりは最低20mm以上を確保してください。
・アンカーボルトはねじ部が土台上端から飛び出さないよう、設置用治具等を使用して適当な長さで埋め込むようにしてください。
・座掘り加工が深くなる場合には、土台の曲げ応力などを十分に検討し施工してください。
・施工の際、あらかじめ座金をアンカーボルトに手で3山程度掛けてください。
・掛かりの少ない場合、ねじ山を破損する恐れがあります。
・専用の締め付け工具のハイブリッドカプラーM16用（別売品）をご使用ください。