株式会社カナイは、木造住宅をはじめとする建築金物を製造・販売しております。

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SDGsの目標達成に向けた取り組み

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エコキャップ運動

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環境活動の一環として2019年からエコキャップ運動を行っています。エコキャップ運動に参加し、ペットボトルのキャップを回収することで、地球温暖化を抑制するとともに、世界中の子供たちのワクチン接種に寄与しています。

 エコキャップ回収実績
年 度 回収量 回収個数 ポリオワクチン数 CO2の削減効果
2019年 24.0 kg 10,320 個 17.9 人分 75 kg-CO2
2020年 65.5 kg 32,750 個 48.9 人分 239 kg-CO2
2021年 82.0 kg 41,000 個 61.2 人分 300 kg-CO2
2022年 98.0 kg 49,000 個 73.1 人分 358 kg-CO2
2023年 223.0 kg 111,500 個 166.4 人分 816 kg-CO2
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水質改善に向けた取り組み

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現在、一般的な戸建て住宅では六価クロム化成処理(クロメート)された金物が使用され、その製造工場では大量の水を使用しています。防錆処理のクロメート処理の主材料とされている六価クロムは、極めて強い毒性や発ガン性をもつ物質で、廃棄する際に適切な処理がされないと土壌汚染や水質汚染の原因に繋がります。近年、六価クロムに関わる法規制は非常に厳しく設定されています。主な規制として、水質汚濁防止法では基準値「0.02mg/L 以下」、また、RoHS指令(※1)では「非含有」と定められています。更に、ELV指令(※2)では廃棄物のリサイクル、廃棄物中に含まれる有害物質の排除を強制化することが求められています。
カナイグループでは、六価クロムの使用量を削減することで水資源を適切に管理し、誰もが安全な水を使用できる社会に貢献するために環境配慮型製品のオリジナル防錆処理「デュラルコート」を多くの金物に使用しています。「デュラルコート」は六価クロムを使用しない製品のため、2020年当社クループ工場において約993.7L の六価クロメート剤と約404,660L(※3)の水使用量を削減しました。

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※1:RoHS指令
電気・電子機器に含まれる特定有害物質の使用を制限するEUの環境規制。この指令で規制され、含有してはならない有害物質は鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・ポリ臭素化ビフェニル・ポリ臭素化ジフェニルエーテル等。

※2:ELV指令
使用済み自動車からの廃棄物の低減、適正処理することを目的としたEUの環境規制。この指令で規制され、含有してはならない有害物質は鉛・水銀・カドミウム・六価クロム。
※3:2019年の杉戸工場の水使用量と比較。
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カナイグループは「ものづくり」を通じて、持続可能な社会・環境づくりに寄与します。

デュラルコート

福祉施設との業務提携

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「座金」をはじめてとするオリジナル金物製造拠点の1つに社会福祉法人「埼玉のぞみの園」があります。25年前に同法人「春日園」への座金カシメ作業の依頼から始まった業務提携は、現在「第2春日園」、「深谷たんぽぽ」、「妻沼つくし作業所」そして「春陽の里」へと広がっています。これからも社会的自立を目指す障害がある方たちへの就労支援に貢献できるよう、努めてまいります。

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カナイグループは「しごと」を通じて、人からひとへ必要とされる喜びを共有し続けます。

デュラルコート

梱包資材の省資源化

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釘の梱包時に緩衝材として使用しているトレーの削減に、2019年から取り組んでいます。資源を有効に利用することで環境への負荷を減らし、自然環境の保全に貢献します。

トレー削減実績
年 度 削減量 削減枚数 CO2の削減効果
2019年 27,595 kg 289,940 枚 72,618 kg-CO2
2020年 96,257 kg 1,019,527 枚 253,307 kg-CO2
2021年 104,649 kg 1,105,950 枚 275,392 kg-CO2

・トレー有り

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・トレー無し ※省資源化対応

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脱炭素社会に向けた温室効果ガス排出量削減の取り組み

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森林に植樹されている木材は、その成長過程において二酸化炭素を吸収しています。そして木造建築は、木材の使用により温室効果ガスを生み出す二酸化炭素の排出を抑えることができる建築物として脱炭素社会に貢献しています。
カナイグループの岸和田事業所は二酸化炭素排出の削減に貢献する木造建築として、また中大規模木造建築物の推進においても、高強度を担保する接合金物を使用しています。

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岸和田事業所は国産材の桧や杉をはじめ、様々な樹種を使用して建てられており、その使用量は132m3になります。木材使用量から計算して炭素固定量は約61t となり、また炭素固定量を二酸化炭素量に換算すると、
61t ×0.5(※1)×44/12(※2)=111 t-CO2(二酸化炭素量)
となります。

※1:樹種の炭素含有率
※2:炭素固定量を二酸化炭素に換算する係数
岸和田事業所に使用されている木材に関わる二酸化炭素固定量
木材使用量 CO2の固定量
132 m3 111 t-CO2
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